【高松城の復元を進める市民の会】松平洋史子先生を招く 其の参

【3日目】
いよいよ洋史子先生の高松最後の日

前日には、

高松城の復元を進める市民の会主催の秋の講演会のご講師を務められましたが、
今日も予定がいっぱいです。




本日は、桜御門開門2周年記念イベント

姫様の里帰り

 御殿女中による「一合まいた」を披露

この日の為に、わだもんメンバーである逢坂貴良が、
千代姫がお輿入れした際の御駕籠をペーパークラフトで表現。
彦根博物館まで行き、千代姫お駕籠の写真を手に入れ、

制作しました。


姫様の里帰りを待ちに待っている御殿女中

そして、松平洋史子先生にお座りいただきました。


姫様の里帰りをお祝いするイベントとして

讃岐に伝わる「一合まいた」をご披露させていただきました。


そして、みんなで、一合まいたで

~姫様の里帰りを歓迎します!!!~

わだもんイベント終了後、

披雲閣御殿前で松平洋史子先生と集合写真


御殿女中がお姫様に「一合まいた」を披露させていただく

夢が叶いました!ありがとうございました。



お昼からは、スペシャルちよ姫会

ちよ姫会の名づけの親である

第11代高松藩主・松平頼聡(よりとし)のご正室千代姫の

曾孫にあたる松平洋史子先生をお招きして、


「スペシャルちよ姫会」を開催しました。


ちよ姫会とは、今年春に始まったばかりの会です。

そして、実は、

今回のご講演が決まって、洋史子先生を高松にお招きするにあたり

自分達が高松の歴史や文化をほとんど知らないのは、いかがなものか、

未来の為にも学ぶ必要があるという事で始めたものです。

高松城の復元を進める市民の会のメンバーの私達においても、この機会に少しでも高松の歴史を知ろうという事で、有志数名でスタートしまして、今回で4回目になります。

御殿女中の私達も、今回の発表者です。


ちよ姫会メンバーが、洋史子先生に、香川県の事を少しでも知っていただく為、香川をテーマにちょっとした豆知識のミニ発表会を行いました。

お城の会の古川理事長さんも出張前のお忙しい時間にも関わらず、

ご参加いただきました。

①披雲閣の今と昔 (寒川かおり)

②松平家と霊芝寺 (藤間勘雅智枝)

③四国遍路弘法大師とあるく (大坪福代)

④なぜ香川はうどん県といわれるようになったのか (太田令子)

⓹明善と松平家との関係 (香川ふみ子)

⑥松平家の教育人材育成事業(谷本義隆)

⑦大名駕籠に魅せられて (逢坂貴良)

⑧香川県独立の父中野武営も愛した一合まいた (小南郁代)

今回、サプライズゲストとして、宮武浩二さんより、
貴族院議長松平頼壽伯爵筆 昭和19年夏為愚生書之伯最後の筆をご披露していただきました。


洋史子先生は、発表者に、それぞれお言葉をかけていただきました。

そして、井伊直弼の和歌も披露していただきました。


「ちよ姫会」最後は、恒例のみんなで「一合まいた」を踊ります。

洋史子先生ありがとうございました


そして、3日間 お疲れさまでした。
この後、披雲閣を後に、高松空港に行きました。


最後は、涙涙涙のお別れになりました。
日曜日の最終便の高松空港は、たくさんの人でにぎわっておりましたが、
その時は、気にならないぐらい、洋史子さんとのお別れを惜しんでいました。


振り返ってみても、洋史子先生と共に過ごした日々は本当にかけがえのない時間で、人生の宝になりました。

本当に3日間、ありがとうございました。



松平洋史子先生プロフィール


水戸徳川家の流れを汲む讃岐国高松藩松平家の末裔、
11代高松藩主・松平頼聰(よりとし)様の正室
千代姫様の曾孫にあたります。
千代姫様は、彦根藩主で幕府大老の井伊直弼の次女。
祖母・松平俊子様が昭和女子大学の
校長時代にまとめた
松平家に代々伝わる生き方教本
『松平法式』を受け継ぐ。
大日本茶道協会会長(三代目)、
広山流華道教授、
茶懐石・宋絃流師範、
一般社団法人日本おもてなしコンシェルジュ協会会長を務められています。
主な著書に
『松平家 心の作法』
『一流の男になる松平家の教え』
『松平家のおかたづけ』
『気品の作法』などがある。

着物を普段着にしちゃおう!

『着物を普段着にしちゃおう!』をコンセプトに着物生活実施中! 和の文化の現在(いま)と未来につなぐ活動を10名のメンバーで讃岐を舞台に活動しています。

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