「中野武営を知ろう!」ワークショップ開催しました!!
中野武営顕彰会が中野武営の功績を紹介した本「ブエイ伝」を使って
「中野武営を知ろう!」ワークショップを開催しました。
中野武営研究家の直美先生を講師に「ブエイ伝」を3部構成にして、
朗読した後、その場面の解説しながら、
中野武営の生きた時代、香川県独立までの背景や人間関係を
説明していただきました。
今回のブエイ伝は、「香川県の独立編」になっており、
中野武営が高松藩士であり、幕末から維新にかけての
混乱する高松藩の様子や
何度も、県境が変わって漂流する香川県を、
あらゆる困難から独立の道に進めて行く
緊迫した様子などが描かれています。
このブエイ伝の最後は、
香川県独立後の「殿の里帰り」の章で終わっており
千代子(弥千代姫)にとっては、初めての嫁ぎ先詣でだった。
(この時、既に高松城は取り壊されていて。。「見せたかった」というセリフがあります。)
そして、到着が遅れて午前2時をまわっていたのに、
松平頼聡の家族、親族がつくと大勢の方が出迎えている様子が描かれており、
最後に武営さんの言葉で締めくくられています。
「オレの維新がようやく終わった」
とても深い言葉です。
武営さんの人物像を知れば知るほど、この意味が深いものになる気がします。
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